・初めまして、iU一期生の楢崎です!
・本日はiU Blog初の取材ということですみだ北斎美術館にお邪魔してきました!
・美術館の外観は近未来的でとてもかっこいいです!

・この近未来的な建築は外国の方が北斎の絵を見た時に感じた多面感をイメージして作られたそうです。
・面白いことにこのすみだ北斎美術館には明確な入口というものがなく、いろいろなところから入ることができます。この建築を眺めているだけでも楽しめますね。
・すみだ北斎美術館の目の前には公園があり、子供達が元気に遊んでいます。こんなに子供達の遊び場と密接している美術館はほかにないのではないのでしょうか。
・スカイツリーも見守っています。

・すみだ北斎美術館では江戸時代に大活躍した天才浮世絵師である葛飾北斎の作品を鑑賞したり、葛飾北斎の人となりを詳しく知ることができます。
・私は葛飾北斎についてあまり知らなかったのですが、とても楽しむことができました!
・一番の発見は、葛飾北斎は私が思っていたより変わっていて面白い人だったということです。
・自分の画号を30回以上変えたり、部屋が汚くなるたびに引っ越しをしていたり、平均寿命が40歳程度の時代に90歳まで生きていたりと、他にも多くの逸話を残しています。
・晩年の画号なんて ”画狂老人卍” ですからね。この時代にそのネーミングセンスは面白すぎます。まさに常識破りって感じですね。

・ですがただ変わっているだけではありません。絵に対する熱量は誰にも劣ることはなく、多くの名作を残している絵の天才です。
・他にもあまり知られていないのが、「富嶽三十六景」は実は72歳の頃に製作されたものだということです。

・そしてその「富嶽三十六景」が多くの人に評価され、有名になってもそこで満足せず、ひたすらに絵を描き続けていました。
・葛飾北斎は老いてなお画道ひと筋で、常に意欲を失わず、さらなる高みを目指し続けていました。
・今際の際も、「あと5年、いや、あと10年生きながらえることができたならば、本物の絵描きになれたのに……」と言ったと伝えられています。
・皆さんの中の葛飾北斎像も少しは変わったでしょうか。是非ご自分ですみだ北斎美術館に足を運んでいただき、江戸時代の天才絵師葛飾北斎の世界を体感してみてください!
・すみだ北斎美術館では1月24日まで、「GIGA MANGA展」という日本の漫画の変遷を辿ることができる企画展が開催されているので気になる方は是非チェックしてみてください!
・iU Blogでは墨田区にあるとってもわくわくする場所をたくさん紹介していくので是非これからもチェックしてみてください!
・取材に協力していただいた北斎美術館の方々、とても貴重な体験を本当にありがとうございました。

語り場